タケノコ掘りをしてきました(長岡京市)
こんにちは、ママライターの「あつこ」です。
長岡京市といえばタケノコの生産地として全国的に知られています。
長岡京市の面積の9%が竹林で、
約170戸のタケノコ生産農家があり、
年間約500トンのタケノコが採れているそうです。
昔から長岡京市は竹や笹が有名で、清少納言の枕草子に「鞘岡(現在の友岡)は笹の生いたるがおかしきなり」との記述があるほどです。
【京たけのこ】のふるさとは、ここ「乙訓(おとくに)」地方です。
タケノコの採れる孟宗竹が日本に最初に移植された地であると言われているそうです。
この辺りの土は、酸性の粘土質で水はけがよく、また日当たりにも恵まれているため、タケノコの生育に適しています。
一年を通じて、まるで野菜を作る畑のように手入れされています。
タケノコの収穫は、3月下旬頃から5月の上旬頃です。
今回は、長五コミュニティが竹林再生で整備された河陽が丘にある約2000平米のタケノコ畑にお邪魔してきました。
毎年長岡五小地区でタケノコ掘り体験の募集をされており、今年も多くの方がいらっしゃっていました。
毎年150名程度の方が来られるそうです。
まずはみんな集まって、ボランティアの方々から、タケノコ掘りの注意点などを聞いた後、収穫を開始します!
わずかに地表に現れた穂先を見つけることから始まります。
このように土から少しだけ穂先が見えています。
ボランティアの方々がお手伝いをしてくださいます。
「ホリ」と呼ばれるタケノコ堀りの道具をぐっと地中に押し込み、テコの原理を使いながら、土を掘り起こします。
こちらの男性が持っておられるのが「ホリ」です。
その後はタケノコの生える角度を見定め、傷つけないように注意を払いながら、周りの土を掘って行きます。
少しずつ優しく優しく…。我が家の5歳の次女も頑張っています。時間をかけてゆっくり掘り起こして…。
こんなタケノコが収穫できました!
こちらも穂先が少し見えていますね。見えにくいので◯印をつけています。
ホリやスコップを使って丁寧に周りの土を掘ります。
少しずつタケノコが見えてきましたね!
あと少しです!気をつけて掘って行きます!
こんなに大きなタケノコが収穫できましたよ。
ちなみに自分で掘ったタケノコは各自持ち帰ることができるのはとても嬉しいですね。
タケノコの産地として有名な長岡京市だからこそできる、タケノコ獲り体験。とても貴重な体験をさせていただきました。
乙訓地区のタケノコは独特の"えぐみ"が少なく柔らかなので、米ぬかなどを使わずに短時間で茹で上がります。
皆さまもぜひ一度ご堪能くださいね。
ママライター:あつこ