西日本豪雨被災地の宮津までボランティアに行ってきました

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宮津の災害ボランティアに参加させていただきました

先日、西日本を襲った豪雨被害は至る所で爪痕を残しました。

その中でも広島県と岡山県は特に被害が大きく、連日報道されているほど。

また例年にないほどの記録的気温の影響で、被災地の方は今も復興もままならず、毎日の日々を暮しておられます。

京都は桂川が氾濫しそうな状況でしたが、結果的には大きな被害を受けずに済みました。

日々何も変わらない日常をお過ごしの方が大半だと思います。

しかし、もし今回の災害が自身に降りかかったら・・・と思うといても経ってもいられず、たまたま向日市社会福祉協議会様から宮津の災害ボランティアのお話を聞き、この度参加させていただきました。

社協さんの声掛けで参加されたのは私も含めて6名でした。

レンタカーをご準備いただき、まずは拠点となる宮津の災害ボランティアセンターに伺い、現在の宮津の状況をお話しいただきました。

ボランティア活動も宮津はほぼ終息に向かっているようで、参加した日を最後にこのセンターは撤収するとのことでした。

派遣先は「池ノ谷」

ボランティア活動最後の場所は「池ノ谷」というところでした。

宮津の中でももっとも被害が大きかった場所だったそうです。

現地には別のボランティア団体さんも大勢いらっしゃいました。

坂道にある住宅地で道路には砂埃が多く残っていました。

災害当時のすさまじさを感じさせられました。

隣地地の擁壁部分。積み上げられたブロックはすべて土砂で押し流され、その下の住宅地にすべて流れ込んでおりました。

こちらが、私たちが作業に携わった現場です。

住宅地の間がとにかく狭く機械が入れないので、すべて手作業で土砂をかき出す作業が続きました。

作業をすること3時間

こちらが約3時間かけてボランティアスタッフ総出で取りかかって土砂を取り除いた状態。

しかしながら、家の床下にも土砂が流れ込んでおり、こちらは時間内に撤去することは出来ませんでした。

撤去した土砂の山。土のう袋をどれだけ使ったか想像もつきません・・・。

火照った体を冷やすのに、高圧洗浄機を使ってミスト状に噴射していただきました。

最後に向日市からご参加いただいた皆さまで記念撮影。

笑顔ではありますが、酷暑の中での作業はとにかく体力を奪われました。

宮津は7月20日を持って、ボランティア活動は終了いたしましたが、まだまだ全国ではボランティアを必要とする自治体は多く存在します。

またこの暑さの中避難所生活を余儀なくされている方も多くいらっしゃいます。

災害はいつどこで発生するかわかりません。ひょっとすると明日、京都に大地震が来てボランティアさんを必要とすることもあるかもしれません。

だからこそ、自分のところが大丈夫だった時こそ、救援を必要とするところに手を差し伸べてほしいと思います。

私一人の力ではほんのちょっとした手助けにしかならなかったと思いますが、現地の方にとってはそういった気持ちが嬉しいんです。

是非おもいやりの気持ちが全国に広まり、1日でも早く活気ある街に復興することを切に願うばかりです。

このような機会に参加させていただきました向日市社協の木下さん、本当にありがとうございました。

またこのボランティアにご参加いただいた皆さま、お世話になりました!

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