四季を彩る名所「長岡天満宮(長岡京市)」
情緒あふれる町「長岡京」
乙訓(おとくに)地方は、京都府向日市、大山崎町、長岡京市と、昔から歴史的な地域です。
なかでも長岡京市は奈良時代、桓武天皇が平城京から都を移し、長岡京を造営した大変由緒ある土地でした。
「長岡天満宮」
阪急長岡天神駅西口より西へ10分ほど歩いたところにある「長岡天満宮」
平安時代、菅原道真公の所領であった場所とされ、親友である源氏物語の光源氏のモデル「在原業平朝臣」と、しばし詩歌管弦の宴を催した由緒ある美しい場所です。
また、天満宮にある美しい「八条ケ池」は、皇室と関連深かった天満宮に「八条宮智仁親王」が築造なさいました。
春は「きりしまつつじ」が彩ります
長岡天満宮と云えば、何といっても4月半ばに咲く「きりしまつつじ」が有名で、大変多くの観光客が訪れます。
独特の緋色が燃え立つようで、春なのにまるで紅葉のような美しさが池に映り込み、思わず目を奪われます。
他にも天満宮境内には、これもまた有名な梅林、竹林、アジサイ園、桜はもちろんハスやカキツバタの群落もあり、四季を通して楽しむことができる長岡京市自慢の美しいスポットです。
また八条池の周りには、老舗の料亭もあります。
水も美味しい有名な乙訓おとくに。
長岡のタケノコ料理、山菜、キノコに、有名な柿など、美しい庭園を眺めながら、舌つづみを打ち、贅沢な時間を過ごせます。
花の頃にはお祭りがあり、たくさんの屋台も出ますから、参拝しながら楽しく美味しい時間を過ごせます。
【長岡天神夏まつり2016】開催時間:夕刻~22:00まで
今月25日(木)には天満宮内で毎年恒例の「夏祭り」が開催されます。
長岡京音頭・江州温度の盆踊り、久世六斎念仏・和太鼓・神楽などが行われます。もちろん境内に所狭しと露天が並びます。多くの市民が参加される地域行事です。
奈良時代から悠久の歴史をはぐくんできた、美しい長岡京。
近くには牡丹の乙訓寺や、音楽文化の街に相応しい立派なホールなどもございます。
歴史的でお洒落な町「長岡京」に魅了されてみませんか?きっと虜になることでしょう。
ライター:さいとう ふみ
【天満宮情報】
ホームページ:長岡天満宮
http://www.nagaokatenmangu.or.jp/
2016夏祭り: http://www.nagaokatenmangu.or.jp/information/?p=225