向日市、地域支え合いワークショップ
地域支え合いワークショップ
昨日、向日市寺戸公民館にて向日市社会福祉協議会さん主催の「地域支え合いワークショップ」にお声掛けいただき参加してまいりました。
会には地元の商店さんはもちろん、向日町警察署や京都弁護士会、並びに各地域の包括支援センター、地元民生児童委員の方など40名以上のご参加となりました。
向日市商工会の木下さんより趣旨説明
向日市社協の木下さんより、この会の趣旨説明がありました。
高齢者の外出による保護は京都府下で2238名、行方不明に至ってはなんと503名もいらっしゃるそうです。
この会では認知症による徘徊を地元商店さんたちと連携して、声掛けをすることで高齢者の方を見守れる優しい地域づくりを目指そうとお話しいただきました。
認知症の方への声掛け訓練
実際に街に出て、各商店様に認知症の方へ理解を深めていただく為の説明とお声の掛け方法などをレクチャーし、周知していただきました。
私たちはライフシティ東向日のスタッフさんと各商店さんへの声掛け・周知を行いました。
認知症の役と声掛けする役と別れて、実践。
「どちらの役も体験することで、お互いの気持ちが理解できる」と語る向日市社協の村上さん。
向日町警察署・池田所長のご挨拶
声掛け訓練を終えて、公民館に戻って振り返り。
向日町警察署の池田所長からも実際の訓練を見ての感想を頂戴しました。
東向日の地域支え合いプロジェクト
第2部は実際に東向日駅周辺での地域の支え合いを実現するためのプロジェクトを考えようというグループワーク。
商店を巡るスタンプラリーや健康相談、店舗を無償提供した勉強会や昔の遊びを通じたイベントなど活発な意見が飛び出しました。
最後に私から、地域を盛り上げるためには各商店様との連携が不可欠であり、「実行委員会」を発足して地域事業をしませんか?とご挨拶させていただきました。
ひとりでは出来ないことでも、地域の輪が広がり、有志が集まれば様々な可能性が見いだせると思います。
まだまだ企画段階ではありますが、東向日でお仕事をさせていただいている私にとっては何か取り組みに関わることが出来れば嬉しい限りです。
「高齢者にやさしい向日市」実現に向けて、今後の展開に期待です。