手紙の力
毎日の実践で手紙を書いています
ここ数か月前から毎日1枚だけご縁をいただいた方に手紙を送っています。
多い時には1日2枚書くときもありますが、基本1枚と決めています。
一日に10枚とか決めても最初だけしか続かず、結局やめてしまいそうなので、自分の中で長く続けられる枚数ということで1枚にしています。
もちろん休みの日も欠かさず1枚手紙を書きます。
与えれば与えられる
御礼のお手紙やメールをいただきます。
手紙を送らせてもらうと、メールやお電話、次回お会いした時にお礼を言って下さったり、このようにお手紙で返して下さる方もいらっしゃいます。
何かをしてほしい時は、まず自分から与えること。
手紙は何かをして欲しくて始めたわけではなく、自分との約束で決めた実践です。
人は他人との約束事は守るけど、自分が決めた約束はいとも簡単にやめてしまいますよね。
そんな甘い自分を変えたいという想いでこの実践を始めました。
結果的にご縁をいただいた方に手紙をお送りしたことで、多くの「徳」をいただくことになりました。
パソコンの普及で、自筆で字を書くことが減りました
私もどちらかというとパソコン派で、文字は極力書かない生活を送っていました。
自身の字が嫌いというのもあって、手紙なんて「とんでもない!」と思っていました。
ところが、一日1枚でも書き続けていると習慣化して「ああ、手紙書かなくちゃ!」って書かない方が気持ち悪くなってきました。
不思議なものですよねぇ。
たかが1枚、されど1枚。
毎日続けることの重要さを、身を持って実感しています。
しかも自分との約束を守ることで、「自信」がついてきました!
逆にやめてしまうとその「自信」が崩壊しそうで、やめられなくなりました(笑)
手紙の力を感じたエピソード
先日とある土地所有者さま宅へ伺った時の話です。
お探しのお客さまがいらっしゃって、条件的にピッタリの土地だったので「なんとかお話し聞いてもらえないかなぁ~」とアポなしで直接訪問しました。
迎えるは今どきのTVモニターが付いたインターホンです。(私あれすごく苦手なんですよね)
ボタンを押して、チャイムが部屋中に鳴り響き、数秒後ご所有者さまがお出になられましたが一言、「あ~、今手が離せなくて・・・」
インターホン越しにあっさりと断られました。
打つ手は無限
いつもの私ならここで諦めてしまうところですが、「打つ手は無限」という言葉を思い出し、どうしたらお話を聞いてもらえるかを考えました。
そこで出た答えが毎日実践している「手紙」でした。
専用の便箋を買ってきて、お伺いした経緯と一度お話を聞いてもらえないかを、汚い字ながらも手紙に込めて送ってみました。
そして本日、改めてお伺いしましたところ、インターホン越しから聞こえる「あ~!」という声の後、お住まいから出てきてくださいました。
結果的にはご売却等は色々なご事情から難しいというお話でしたが、それでもお話を伺えただけでも良かったです。
今回はいいお話にはなりませんでしたが、「お会いしてお話を聞いてもらう」という目的は達せられました。
それも手紙を送った事でいただけたご縁だなと実感した嬉しい出来事でした。
明日はどんなご縁が待っているのか、楽しみです!
実践を通じて学んだこと
・あれこれ考える前に即実践、結果は後からついてくる
・失敗しない人は「行動しない人」
・頂までの道筋は無限にある
・やらずに後悔するよりも、やって結果に納得する
・こんな時代だからこそ「直筆」は相手の心を動かす