築280年の歴史ある旧旅籠「富永屋」が解体されることに・・・
築280年の歴史ある旧旅籠「富永屋」解体へ
今朝の京都新聞に衝撃の記事が掲載されていました。
向日市でも280年の歴史がある旧旅籠屋「富永屋」が解体されるとのこと。
向日市の幹線道路「西国街道」に面して建つ旧家。様々なイベントでも利用されることも多い「富永屋」さん。
最近で伺ったのは向日市のひな祭りイベントの時。今日も前を通るとイベント利用されていました。
旅籠(はたご)とは、旅人を宿泊させ、食事を提供することを業とする家のことである。旅籠屋(はたごや)の略。江戸時代以降も旅籠または旅籠屋の名称を宿やホテル一般的な名称として使う場合がある。本稿では主に江戸時代の日本の旅籠屋について詳述する。(Wikipediaより)
解体の理由は「維持費が困難」
10年前にも一度取り壊すことが決まったそうですが、解体を惜しむ声から市民団体が結成され、今日まで存続してきました。
しかし経年劣化と度重なる地震や台風被害などで、維持や修繕に多額の費用が要すること。
そして所有者の方も現在72歳と高齢であることから取り壊しを決断されたと記事にはありました。
解体後は賃貸住宅が建築されるそうです。
富永屋は個人所有だったということを記事で初めて知りました。
このような歴史ある建物は個人で維持するのは費用面などを考えると難しいですね。
築280年の歴史はそう簡単に作れるものではないだけに残念です。
今後惜しむ声がたくさん聞こえて来そうです。
解体まではまだ少し日があると思いますので、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?
編集長:はっしー