空き家相談スキルアップ研修に行ってきました
宅建協会主催の空き家に関する勉強会
昨日宅建協会主催の「空き家相談スキルアップ研修」という勉強会の企画がありました。
日夜、空き家の活用を見出そうと思っている私にとっては、とても気になる内容だったので迷わず申込をしました。
会場はJR京都駅前にある「キャンパスプラザ京都」の5階。
定員が150名と多くの宅建業者さんが参加される勉強会でした。
講師は一般社団法人 全国空き家相談士協会の方
今回の勉強会で講演いただくのは「一般社団法人 全国空き家相談士協会」から2名の空き家相談士でご活躍されている方々にお越しいただいておりました。
2部構成での勉強会、1部は「空き家の現状とリスク」
勉強会は2部構成となっており、第1部では「空き家の現状とリスク」という題目で、現在の空き家件数や今後の展望、空き家によるリスクを国土交通省のデータを基にわかりやすくお話しいただきました。
講師の先生は一般社団法人全国空き家相談士協会関西支部の理事「柳田基浩さま」
京都でもご自身で不動産業を営んでおられ、以前私もお世話になった社長さまでした。
第2部では「空き家相談・利活用と課題」
第2部は、一般社団法人全国空き家相談士協会 専務理事の「井上誠二さま」に「空き家相談・利活用と課題」というテーマでお話しいただきました。
空き家問題をどう解決に導くのか、これまで相談を受けた事例や空き家をリノベーションして生まれ変わった状態などを写真等でわかりやすくご紹介いただきました。
深刻化する「空き家問題」
平成25年度の調査で発表された空き家の件数は全国で820万戸と言われています。
現在平成30年度の空き家の実態調査を行われているそうですが、恐らく1000万戸を超えるのではというお話でした。
少子高齢化に伴う住宅の飽和がますます加速するように感じました。
また中古住宅よりも新築思考の方が多いのも実情で、それが空き家の活性化に繋がらない点も指摘されていました。
私も日夜弊社の営業エリア内で空き家がないかと散策しておりますが、所有者不明の住まいも多く、話を伺えていないのが現状です。
以前に所有者が亡くなって、相続登記を行っていなかったばかりに処分したくても出来ない塩漬けの空き家があるのも事実です。
※これは2020年に改正があるみたいですが、また後日書きたいと思います。
不動産のお仕事をさせていただいている立場から、少しでも地域活性に繋がる提案が出来ればと感じた勉強会でした。
私自身、空き家相談士の資格を持っていないので、なるだけ早くに資格を取得して活動に厚みを持ちたいと思います。
そんなわけで今日もチラシを片手に向日市内の空き家探しに勤しんでおりました
【向日市内の空き家のご相談はこちら】
阪急東向日駅前不動産カフェ センチュリー21すまいる
〒617-0002 京都府向日市寺戸町小佃19番地
ホームページ :http://www.c21smile.com
フリーダイヤル:0120-773-021
営業時間 :9:30~19:00(水曜日定休)
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