はり湖池・五塚原(いつかはら)古墳へ秋の散策(向日市)
皆さまこんにちは。Mayumiです。
今回は、向日市寺戸町芝山にある「はり湖池」について書かせていただきますね。
「はり湖池」には、二つの池と心地よい森が広がっています。
出入り口から入ると、目の前に大きな池が広がります。
このように木々が水面に映り、とてもきれいです。
鯉なども泳いでいるようですよ。
↑違った角度からの写真です。
ここから階段を上ると、先ほどよりは小さめのもう一つの池があります。
こちらも木々に囲まれた心休まる景色です。
五塚原(いつかはら)古墳
散策道は、五塚原(いつかはら)古墳に続いています。
「はり湖池」西側の山頂にあり古墳時代前期(四世紀)の全長約94mの前方後円墳です。
後円部は直径54m・高さ9m・前方部は幅36m・高さ4mほどで、後円部に比べ前方部が低く、典型的な古墳時代前期の特色を色濃く示しています。五塚原古墳は遺存状態の良い古墳と言えるそうです。
後円部の頂上が、標高約70mの三角点になっていて、古墳の上を歩いて見ることもできる古墳だそうです。
どんぐり拾い
この辺りは、今の季節はこのようにどんぐりがたくさん!
小さいお子様は、どんぐり拾いを楽しんでいただけると思いますよ☆
丸い大きなもの、細長いもの、小さいもの、いろんな種類のどんぐりがたくさん落ちていました。
調べてみると、どんぐりはブナ科の木から落ちるものなのですね。
「クヌギの木」があったことは覚えているのですが、他の木の名前は覚えておらず・・・
お子様と木の種類と、どんぐりの形を合わせてみてみるのも楽しいですね☆
夏はカブトムシ
またこの五塚原古墳辺りでは、夏になるとカブトムシも捕れるのです。
最近ではなかなか近場でカブトムシを捕まえられる場所は少なくなってきているかと思いますが、遊歩道もきれいに整備されていますし、空気もおいしいし、7月下旬からお盆前くらいまでは、午後9時頃になると、近所から歩いて、はたまた車でも親子でカブトムシを捕りに来られる方がたくさんおられますよ。
私も子供と昨年の夏の夜に、虫よけ対策をし、懐中電灯を持ち、捕れるかどうかワクワクしながら向かい、捕まえられた時の子供の嬉しそうな顔を見られたことを懐かしく思い出し、また来年にでも来てみたいなぁと思いました。
しかし残念なことに、近年カブトムシやクワガタなどの昆虫が減ってきているようです。
11月に入り、すっかり秋めいて、木々も色づき始めていました。
「はり湖池」は住宅街の中にありますが、車の音もせず、静かに自然を感じられる癒しの空間です。
私も以前はよくお散歩で訪れていましたが、今回少し久しぶりで、変わらぬ景色にほっこりして帰ってきました。
もうしばらく季節が進めば、秋の終わりの落ち葉いっぱいの景色や、池の水がうっすらと凍った冬の景色がまた楽しめそうです。
皆さまも、一度お散歩がてら、足を運ばれてみてはいかがですか。
歴史と自然が楽しめる場所ですよ。
ライター:Mayumi